外出ができるまでの流れ(訪問支援)

これまでと違う行動を始めるときに大切なことは、負担の少ないことから一つずつ取組み、できることを増やしていくことです。

訪問支援では、遊びやコミュニケーションから始め、少しずつ学習や外出を取り入れていきます。

訪問員がお子さまとの共通の趣味や話題から関わります。
遊びやコミュニケーションが自然と取れるようになり、訪問員からの提案なども聞き入れることができるようになることを目指します。
お子さま一人ひとりのペースを大切にして、できることから進んでいきます。
訪問の頻度もお子さまの状況に合わせて調整できます。
お子さまの様子を見ながら、学習の提案も始めます。
訪問員と一緒に教科書を見るだけの時や、学校の勉強以外のことを調べたりするだけの時もあります。
学習への抵抗感が薄れてくると、自ら学ぶ意欲や集中力が高くなります。
訪問員への信頼が安心へとなり、一緒に学ぶことに抵抗が取れてきます。
自分の気持ちを言葉で伝えることが出来たり、学ぶ意欲から興味の幅が広がります。
自分を自由に表現したり、興味の幅が広がり、新しいことにチャレンジする意欲が出てきます。
訪問員と一緒に外出も行います。安心感が増せば不安な一歩も踏み出せます。
一人では前向きになれない外出も、訪問員が一緒なら一歩が踏み出せるようになります。
外出することへの抵抗感が減ってきます。一人でも外出ができるようになります。
外出に慣れてきたら、フリースクールへの通学をお勧めします。少人数からスタートします。
フリースクールへの通学など、新たなステップを踏み出しても、必要に応じて訪問支援は継続することもできます。